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リウマチ知識

関節リウマチと正常な関節の違い

関節リウマチと正常な関節の違いを簡単に説明していきます。

そもそも関節とは、骨と骨の境の間のことを言い、靭帯や筋肉などで守られています。

また、関節の中には関節液という液があり、関節をスムーズに動くようにしています。

そして関節液は、上から関節包・滑膜という膜のようなもので守られているのです。

正常な関節が硬くなると、骨と骨の間が狭くなったり、骨の表面にある軟骨がすり減っていきます。

では、関節リウマチとは?

関節リウマチの関節は、自己免疫疾患により、滑膜や靭帯などを攻撃し、膜が炎症を起こした状態となり、靭帯がボロボロになってしまっています。

また、特徴的なのが関節の隙間です。

変形性関節症などの場合、内側・もしくは外側に骨が偏り、どちらかの隙間が狭くなっている可能性が高いのですが、

関節リウマチの場合は、左右均等に隙間が狭まっている可能性が高いのです。

では、この隙間が狭まっているとどうなるのか?

体重をかけると痛くなったり、しばらく動いていない状態で動かすと痛みが生じます。

でも痛いからといって安静にするのは、実はあまり良くありません。

自転車のペダルもしばらく放置していると錆びて動かなくなりますよね。

関節リウマチも、とても痛いときには安静にしてほしいのですが、少し楽になってきたら動かしてあげます。

炎症も動かさないことにより、どんどん悪化してしまいます。

今、あまり痛くないから大丈夫だというわけではなく、痛くないときにこそ、しっかり動かすことにより良い状態が続きます。

体操も大事なのですが、施術を受けて細かい関節を動かして、良い状態を続けれるように頑張りましょう。