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リウマチの方へ

リウマチを良くする!血糖値を急上昇させない食べ方の4つのコツ

リウマチを良くする!血糖値を急上昇させない食べ方の4つのコツ

「食事には気をつけているつもりなのに、症状が良くならない…」

「何を食べれば良いのかは分かったけど、食べ方も重要なの?」

実は、「何を食べるか」と同じくらい「どう食べるか」が重要です。

重要血糖値の急上昇を防ぐことで、副腎の疲労を防ぎ、炎症を抑えるホルモンがしっかり働く体を作ることができます。

今回は、誰でも今日から実践できる「血糖値を急上昇させない食べ方の4つのコツ」をご紹介します。

なぜ血糖値のコントロールが重要なのか

血糖値とリウマチの関係

  1. 甘いものや炭水化物を食べる
  2. 血糖値が急上昇する
  3. インスリンが大量分泌される
  4. 血糖値が急降下する
  5. 副腎がコルチゾールを分泌(血糖値を上げるため)
  6. 副腎が疲弊する
  7. 関節の炎症を抑える分のコルチゾールが不足
  8. 症状が悪化する

コルチゾールと副腎の役割コルチゾールは、副腎から分泌される「天然の抗炎症薬」です。

本来の仕事:

  • 関節の炎症を抑える
  • 免疫システムを調整する
  • ストレスに対抗する

しかし、血糖値が乱高下すると:

  • 「血糖値を上げる仕事」に忙殺される
  • 副腎が疲れ果てる
  • 肝心の「炎症を抑える仕事」ができなくなる

血糖値コントロールの目的血糖値を急上昇させない食べ方をすることで:

  • 副腎の疲労を防ぐ
  • コルチゾールを「炎症を抑える仕事」に集中させる
  • リウマチの症状が改善しやすくなる

※血糖値とリウマチの詳しい関係は「リウマチなら甘いものは控えるべき?」の記事もご覧ください。

血糖値を急上昇させない4つのコツ

コツ1:3食しっかり食べる

食事を抜く(欠食する)と、次の食事の際に血糖値が急上昇しやすくなります。

欠食が血糖値に与える影響例:朝食を抜いた場合

  1. 朝食を抜く
  2. 体が「飢餓状態」と判断
  3. 次の食事(昼食)で栄養を吸収しやすくなる
  4. 血糖値が急上昇する
  5. 副腎が酷使される

よくある間違い

  • 「朝は食欲がないから抜いている」
  • 「ダイエットのために1日2食にしている」
  • 「忙しくて昼食が食べられない」

これらは血糖値の乱高下を招き、症状を悪化させる可能性があります。

3食しっかり食べるメリット

  • 血糖値の変動を緩やかに保つ
  • 副腎の負担を軽減
  • エネルギーを安定して供給できる
  • 筋肉量の減少を防ぐ

朝食が食べられない時の対処法

  • バナナ1本だけでもOK
  • ヨーグルト1個でもOK
  • おにぎり1個でもOK
  • プロテインドリンクでもOK

「何も食べない」よりは、少しでも食べることが大切です。

コツ2:ゆっくりよく噛む

早食いは血糖値の急上昇を招きます。

よく噛むことで上昇が緩やかになり、胃腸への負担も軽減されます。

早食いと血糖値の関係

食べ方 血糖値の上昇 影響
早食い(5分) 急上昇 副腎に大きな負担
普通(15分) やや上昇 やや負担
ゆっくり(20分以上) 緩やか 負担が少ない

よく噛むことのメリット

  • 血糖値の上昇が緩やかになる
  • 消化酵素がしっかり分泌される
  • 胃腸への負担が軽減される
  • 満腹感が得られやすい
  • 食べ過ぎを防げる
  • 栄養の吸収が良くなる

実践のコツ

目安:一口30回噛む

  • 最初は難しいので、まず20回から
  • 飲み込む前に「もう5回」噛む癖をつける

噛む回数を増やす工夫

  • 箸を置いて噛む(持ったまま次を食べない)
  • よく噛む必要がある食材を選ぶ(玄米、根菜など)
  • 大きめに切る(小さく切りすぎない)
  • 食事中にスマホを見ない(噛むことに集中)

食事時間の目安

  • 最低でも15分
  • 理想は20〜30分

コツ3:食べる順番を意識する(ベジファースト)

食物繊維が豊富な野菜などから先に食べることで、糖の吸収を穏やかにします。

理想的な食べる順番1. 野菜・海藻・きのこ(食物繊維)

最初に5分程度かけて食べる

2. 汁物(味噌汁・スープ)

野菜の次に飲む

3. タンパク質(肉・魚・卵・豆腐)

メインのおかずを食べる

4. 炭水化物(ご飯・パン・麺)

最後に食べる

なぜこの順番が良いのか食物繊維を先に食べると:

  1. 胃の中で食物繊維が膜を作る
  2. 後から入ってくる糖の吸収がゆっくりになる
  3. 血糖値の上昇が緩やかになる
  4. 副腎の負担が軽減される

低GI食品を選ぶのも効果的

低GI食品(血糖値が上がりにくい)

  • 玄米、五穀米、そば
  • さつまいも、干し芋
  • 全粒粉パン
  • 豆類、ナッツ

高GI食品(血糖値が上がりやすい)→ 避ける

  • 白米、白いパン
  • うどん、そうめん
  • じゃがいも
  • お菓子、ジュース

外食での実践方法

  • 定食屋
    小鉢の野菜やサラダから食べる
  • ラーメン・うどん
    野菜やワカメをトッピング、それから食べる
  • カレー・丼もの
    サラダや味噌汁をつけて先に食べる
  • パスタ
    前菜サラダを必ず注文

コツ4:酢の物を取り入れる

お酢には、炭水化物を分解する酵素(アミラーゼ)の働きを弱め、血糖値の上昇を抑える効果があります。

お酢の効果

  • アミラーゼ(炭水化物を分解する酵素)の働きを弱める
  • 糖の吸収速度を遅らせる
  • 血糖値の急上昇を抑える
  • 食後の血糖値を20〜30%低下させる研究結果も

お酢の種類と特徴

種類 特徴 おすすめ度
米酢 まろやかで使いやすい ⭐⭐⭐
黒酢 アミノ酸が豊富 ⭐⭐⭐
リンゴ酢 飲みやすい ⭐⭐⭐
穀物酢 安価で手に入りやすい ⭐⭐

摂取量の目安

1日大さじ1杯程度を目安に取り入れると良いでしょう。

具体的な量

  • 大さじ1杯 = 15ml
  • 1日15〜30ml程度
  • 多すぎると胃を傷める可能性があるので注意

簡単な取り入れ方

1. 酢の物を作る

  • きゅうりとワカメの酢の物
  • 大根の酢漬け
  • キャベツのマリネ

2. ドレッシングに混ぜる

  • サラダに酢入りドレッシング
  • 酢+オリーブオイル+塩で簡単ドレッシング

3. 料理に加える

  • 炒め物の仕上げに小さじ1
  • 煮物に少量加える
  • スープに少量加える

4. 飲み物として

  • リンゴ酢を水で薄めて飲む(大さじ1杯+水200ml)
  • はちみつを加えても美味しい

注意点

  • 空腹時に原液で飲まない(胃を傷める)
  • 飲んだ後は水で口をすすぐ(歯のエナメル質保護)
  • 胃腸が弱い方は少量から始める

※お酢と消化力については「リウマチ改善の鍵は「タンパク質」と「消化力」にあり」の記事もご覧ください。

4つのコツ実践チェックリスト

毎食チェック!

  • □ 3食しっかり食べた
  • □ 一口20回以上噛んだ
  • □ 野菜から食べ始めた
  • □ 酢の物を取り入れた

全部できなくても大丈夫。できることから始めましょう。

1日の食事例

4つのコツを実践した1日の食事例

朝食

  • 野菜サラダ(食物繊維)
  • 味噌汁(汁物)
  • 卵焼き(タンパク質)
  • 五穀米(炭水化物)
  • きゅうりの酢の物(酢)

→ この順番で、20分かけてゆっくり食べる

昼食

  • 海藻サラダ(食物繊維)
  • 豚汁(汁物)
  • 焼き魚(タンパク質)
  • 玄米(炭水化物)
  • 大根の酢漬け(酢)

→ この順番で、ゆっくり噛んで食べる

夕食

  • 野菜の煮物(食物繊維)
  • わかめスープ(汁物)
  • 鶏むね肉のソテー(タンパク質)
  • 五穀米(炭水化物)
  • キャベツのマリネ(酢)

→ この順番で、家族と会話しながらゆっくり

まとめ

血糖値を急上昇させない食べ方は、リウマチの症状改善に大きく貢献します。

血糖値を急上昇させない4つのコツ

  • 1. 3食しっかり食べる
    → 血糖値の変動を緩やかに保つ
  • 2. ゆっくりよく噛む
    → 一口20回以上、20分かけて
  • 3. 食べる順番を意識する
    → 野菜→汁物→タンパク質→炭水化物
  • 4. 酢の物を取り入れる
    → 1日大さじ1杯程度

これらの習慣で得られる効果

  • 副腎の疲労を防ぐ
  • コルチゾールが炎症抑制に集中できる
  • リウマチの症状が改善しやすくなる
  • 疲れにくい体になる
  • 睡眠の質が向上する

今日の夕食から、まず「野菜から食べる」だけでも始めてみませんか?

小さな習慣の積み重ねが、あなたの体を内側から変えていきます。

4つ全部を完璧にこなす必要はありません。できることから、一つずつ始めていきましょう。