リウマチの方必見!寒い時期にやるべき5つの対策
寒くなると、関節のこわばりや痛みが増していませんか?
冬は特にリウマチの症状が悪化しやすい季節です。
今回は、寒さによる血流悪化や痛みを防ぐための5つの対策をご紹介します。
この記事のポイント正しい温め方を知ることで、冬場のリウマチ症状の悪化を防げます!
対策1:腹巻きとあずきカイロでお腹を温める
なぜお腹を温めるのが重要?
内臓が冷えると全身の血流が悪くなり、手足のこわばりにつながります。
体は冷えを感じると、まず内臓を守ろうとして血液を体の中心部に集めます。その結果、手足への血流が減ってしまうのです。
効果的な温め方
おすすめアイテム腹巻き
- ✓ 締め付けが強すぎないものを選ぶ
- ✓ 綿やシルクなど天然素材がおすすめ
- ✓ 日中も就寝時も使える
あずきカイロ
- 電子レンジで温めて繰り返し使える
- 経済的で環境にも優しい
- お腹に当てて15〜20分温める
対策2:局所暖房より空間全体を温める
⚠️ 下半身だけ温めるのはNG
注意こたつや足元ヒーターなどで下半身だけを温めると、上半身との温度差で以下の問題が起こります:
- ❌ 自律神経が乱れる
- ❌ だるさを感じる
- ❌ むくみの原因になる
正しい温め方
部屋全体を温めることが重要です。
- エアコンやファンヒーターで室温を上げる
- 加湿器を併用する
ポイント湿度が上がると体感温度も上がり、快適に過ごせます。
目安:室温20〜22℃、湿度50〜60%
対策3:手首・足首ウォーマーを活用する
なぜ関節が冷えやすいのか
関節(手首・足首・膝など)は脂肪が少なく冷えやすい部位です。
靴下の重ね履きはNG?
注意点靴下の重ね履きは以下の問題があります:
- ❌ 足裏からの放熱を妨げる
- ❌ 足裏の感覚が鈍くなる
- ❌ 血流を圧迫する可能性
おすすめ関節部分をピンポイントで温めるウォーマーが最適です。
- 手首ウォーマー(アームウォーマー)
- 足首ウォーマー(レッグウォーマー)
- 膝サポーター
足裏は出したまま、冷えやすい関節だけを温めましょう。
対策4:ココアと生姜を摂る
ココアの驚くべき効果
ココアに含まれるテオブロミンには血管拡張作用があり、血流改善に役立ちます。
さらに効果を高める方法
最強の組み合わせココア + 生姜(+ シナモン)
生姜の効果:
- ✓ 特に加熱した生姜が効果的
- ✓ 体を芯から温める
シナモンの効果:
- 血流改善
- 抗炎症作用
おすすめの作り方
1. ホットココアを作る
2. すりおろし生姜(小さじ1/2)を加える
3. お好みでシナモンパウダーをひとふり
対策5:寝る時のヒートテックは避ける
⚠️ 就寝時のヒートテックが危険な理由
重要な注意点吸湿発熱素材(ヒートテックなど)を着用して寝ると、以下の問題が起こります:
- ❌ 就寝中にかいた汗で熱が発生しすぎる
- ❌ 逆に汗冷えする
- ❌ 睡眠の質が下がる
❌ 寝る時は着用を避ける就寝時は、通気性の良い綿100%のパジャマがおすすめです。
詳しくは「ヒートテックを着て寝てはいけない理由」の記事もご覧ください。
5つの対策 まとめ表
| 対策 | 方法 | 効果 |
|---|---|---|
| 1. お腹を温める | 腹巻き、あずきカイロ | 全身の血流改善 |
| 2. 部屋全体を温める | エアコン+加湿器 | 自律神経の安定 |
| 3. 関節を温める | 手首・足首ウォーマー | こわばり予防 |
| 4. 温かい飲み物 | ココア+生姜+シナモン | 血管拡張、体温上昇 |
| 5. 就寝時の服装 | 綿100%パジャマ | 睡眠の質向上 |
今日から始められる実践プラン
まずはこれから始めよう
【すぐできること】
- 腹巻きを1枚購入する
- 加湿器を設置する(なければ濡れタオルでもOK)
- 夜のココアに生姜を入れてみる
【今晩から変えること】
- ヒートテックのパジャマを綿100%に変える
- 靴下を脱いで、レッグウォーマーに変える
まとめ
寒い時期のリウマチ対策は、「正しい温め方」がカギです。
5つの対策のポイント
- 内臓(お腹)を温めて全身の血流を改善
- 部分的ではなく、空間全体を温める
- 関節をピンポイントで温める
- 体の内側から温める飲み物を活用
- 睡眠の質を下げない服装選び
これらの対策を実践することで、冬場のリウマチ症状の悪化を防ぎ、快適に過ごせるようになります。
できることから、ひとつずつ始めてみませんか?
小さな工夫の積み重ねが、あなたの冬を変えていきます。
