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リウマチの方へ

リウマチを悪化させてしまう夏のNG行動3選

「夏になると、なんだかリウマチの調子が悪くなる気がする…」

そう感じている方は少なくありません。

実は、夏の何気ない生活習慣の中に、リウマチの症状を悪化させてしまうNG行動が潜んでいます。

この記事では、リウマチ患者さんがやってしまいがちな夏の3つのNG行動とその対策をわかりやすく解説します。

「心当たりがある…」と感じた方は、ぜひ今日から見直してみてください。

この記事でわかること

  • 夏にリウマチ症状が悪化しやすい3つのNG行動
  • それぞれの理由と、今日から実践できる対策
  • リウマチの方が夏を快適に過ごすためのコツ

 

NG行動1:入浴をシャワーだけで済ます

暑い夏、シャワーだけで済ませてしまう方は多いのではないでしょうか。

しかしリウマチの方にとって、これは症状を悪化させる原因の一つになりえます。

なぜNGなのか

シャワーだけで済ませると…

  • 深部体温が上がらないため、寝つきが悪くなり睡眠の質が低下する
  • 体の回復・疲れの解消が遅れ、朝のこわばりが残りやすくなる
  • リウマチの方はもともと交感神経が優位になりやすいため、湯船に浸かって副交感神経を高めることが特に重要

深部体温と睡眠の関係

湯船に浸かることで深部体温がいったん上昇し、その後ゆっくり下がる過程で自然な眠気が訪れます。
シャワーだけだとこの体温変化が起きにくく、寝つきが悪くなりやすいのです。

対策

毎日しっかり湯船に浸かりましょう

  • 38〜40℃のぬるめのお湯に10〜15分浸かるのが目安
  • 就寝の1〜2時間前の入浴が、最も睡眠の質を高めやすい

ただし、炎症で痛みが強く熱感がある場合は、その部位を湯船につけないようにするか、シャワーのみにするなど体調に合わせて調整してください。

 

NG行動2:水やミネラルを十分に取らない

「夏は汗をかくから水分補給しなきゃ」と思っていても、何を飲むかも重要です。

なぜNGなのか

水分不足・ミネラル不足が引き起こすこと

  • 夏場は汗とともに水分だけでなくミネラルも大量に失われる
  • 体が動きにくくなったり、筋肉の働きが低下する
  • 関節周辺の筋肉がうまく動かせず、こわばりや痛みが悪化しやすくなる

アイスコーヒーや清涼飲料水をよく飲むんですが、ダメなんでしょうか?

カフェインの多いコーヒーは利尿作用があり、かえって水分が失われやすくなります。清涼飲料水は砂糖や人工甘味料が多く、炎症を悪化させる可能性も。水分補給の主役にはなりません。

対策

水+ミネラルを一緒に補給しましょう

  • 水(常温か白湯)を1日1.5〜2Lを目安にこまめに飲む
  • 海藻(わかめ・ひじき・もずく):マグネシウム・カリウムを食事で補給
  • にがり:水に数滴垂らすだけで手軽にマグネシウムを補給できる
  • エプソムソルト入り入浴:皮膚からマグネシウムを吸収できる(湯船に大さじ2〜3杯が目安)

なぜマグネシウムが重要なのか

マグネシウムは筋肉の収縮・弛緩に欠かせないミネラルです。不足すると筋肉がうまくゆるまず、こわばりや痙攣(こむら返り)が起きやすくなります。夏場の汗でとくに失われやすいため、積極的な補給が大切です。

 

NG行動3:エアコンで体を冷やしすぎる

猛暑の夏、エアコンは必需品です。でも「冷やしすぎ」がリウマチの症状を悪化させることがあります。

なぜNGなのか

体が冷えすぎると起きること

  • 患部(関節周辺)が冷えると、筋肉がこわばり、痛みが増しやすくなる
  • 血流が悪化し、炎症物質が患部に滞りやすくなる
  • 自律神経が乱れ、体の回復力が低下する

対策

エアコンを完全に止めることは熱中症のリスクになるため現実的ではありません。

大切なのは「患部を冷気から守る」という発想です。

患部を冷気から守る具体的な方法

  • サポーター:手首・ひじ・膝など痛む部位に装着して冷気をブロック
  • 薄手のタオルやアームカバー:外出先やオフィスでも手軽に使える
  • レッグウォーマー・靴下:足首・ふくらはぎを冷やさないようにする
  • エアコンの設定温度:26〜28℃を目安に、冷やしすぎを防ぐ
  • エアコンの風向き:体に直接当たらないよう調整する

職場や外出先など、自分でエアコンの設定を変えられない環境でも、サポーターやカーディガンを持ち歩くだけで対策できます。ぜひ習慣にしてみてください!

 

まとめ:夏のリウマチケアは「温める・補う・守る」

夏の暑さで「冷やす」ことばかり意識しがちですが、リウマチの方にとっては「冷やしすぎ・不足・シャワーだけ」の3つが落とし穴です。

この記事のまとめ

  • NG1「シャワーだけ」湯船に浸かって深部体温を上げ、睡眠の質と回復力を高める
  • NG2「水分・ミネラル不足」水+海藻・にがり・エプソムソルトでマグネシウムを補給する
  • NG3「冷やしすぎ」サポーターやタオルで患部を冷気から守る

どれも今日からすぐ実践できる対策です。

「温める・補う・守る」の3つを意識して、今年の夏をできるだけ快適に乗り越えましょう。

まず今夜から、湯船に浸かってみてください。それだけでも睡眠の質が変わり、翌朝のこわばりが和らぐ方も多いですよ。