股関節が痛い人の特徴
・太もも外側や太もも前がガチガチ
・内ももが貧弱
・お腹が硬い(大腰筋)
・腰の動きが悪い
・足が短い
太もも外側や太もも前がガチガチ
リウマチの方は、足指や足首、膝が痛くなる方が多いのですが、そうなると
足の土台が不安定になり太ももや骨盤周囲の筋肉で上半身を支えなければなりません。
特にO脚の方が多いので外側の太ももの筋肉がガチガチになります。
ガチガチになるとどうなるのか触れると痛みが出たりくすぐったくなります。
簡単な検査としては、うつ伏せで膝を曲げた状態で足を外に倒す。
これくらい角度があればまずは合格です。
内ももが貧弱
先ほど説明したように外側がガチガチになると内ももをほとんど使わなくなるので筋力が低下します。
低下すると外側と内側の筋力に左右差が出るので股関節は不安定になります。
不安定になるということは足を地面についたときにかかる力(床反力)が股関節内部に直接負荷がかかりやすくなります。
お腹が硬い(大腰筋)
お腹といっても大腰筋という筋肉が硬いのが特徴です。
下記画像を見ると腰の骨から足の付け根まで付着していますね。
これはデスクワークや猫背姿勢が長いとこの筋肉が拘縮してきて痛みが出ることが多いです。
特に膝が悪い方は、立っていても膝がしっかり伸びず軽く曲がっているので上半身は猫背姿勢になってしまいます。
試しに軽く膝を曲げた状態だと上半身が伸びにくいのがわかると思います。
腰の動きが悪い
先ほどの筋肉の説明にもあったように股関節と腰というのは筋肉を通して連結していること。
股関節は骨盤の影響をすごく受けます。ですので股関節の動きだけでなく腰の動きも柔軟にする必要があります。
よくある180度開脚も腰の動きがないと絶対不可能です。
180度開脚できる人を見ると必ず腰を反らしていると思います。
足が短い
骨盤の歪みがあると足の左右の長さが変化します。
基本的に数ミリの歪みは気にしなくて良いのですが、股関節痛の方は2.3cm違います。
足が短くなると一本の棒のようになり足を地面についたときにかかる力(床反力)がずどーんと股関節にかかります。